勉強法の取得は実践・繰り返しあるのみ

こんばんは、ノラ鑑定士です。

繰り返しの重要性を日々書いておりますが、これは個別の資格試験の勉強・記憶だけでなく、勉強法それ自体やその他の習慣にも当てはまります。

要するに何事も内容を理解するだけでは全然身につきません

例えば、あなたは、今まで読んできたビジネス書の内容を覚えていますか?その中できっとこれは役に立つと感じたスキルや考え方を会得できているでしょうか、習慣にできているでしょうか。

「No」の人は改めて役立つと感じたものを読み返した上で、それを自分が会得するにはどのようにしたらいいか是非考えみてください。

「 YES」の人はどのように会得したか思い出してみましょう。きっと書いてあることを実践して結果を確認し、自分に合わない部分を修正して、再び試してみてという作業をしたことでしょう。

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「学ぶ」は「真似ぶ」

「学ぶ」の語源は「真似ぶ」とも言われています。新しいことを取得しようとする時まず大事なのはすでにマスターしている先人のやり方を徹底的に真似し繰り返すことです。

先人のやり方を身体にしみこませることができたら、「ここはもうちょっと変えたほうがいい」とか改善を加えていくというのが(広い意味での)学習の流れです。

この流れを実践することが効率的に新しいことを吸収し、かつ独創的な手法を生み出す一番の近道だと考えています。

茶道とか武道の世界にも古くから「守破離」という格言があります。だいたい上に書いたようなことと同じ意味です。

「パクリ」は悪いことか

マネすることを「パクリ」と毛嫌いされる方もいるかもしれません。もちろん特許や著作権などで守られている権利を侵害するような模倣は許されません。しかしそうではないパクリはむしろ効率的で歓迎すべきことです。

実際ビジネスの現場では模倣がいろいろな局面で起きています。ルールにのとって行われているのならば、真似されて負けるのはむしろ実力不足で非難されます。

例えば、ベンチャーが新しいビジネスモデルを世に出す時に一番大事なのは、資金力でも研究力でも組織力でも勝る大企業に簡単に模倣されないためにはどうしたらいいかを考え抜くことです。

簡単に真似できてしまうビジネスモデルは、いくらそれが独創的で高収益でも、後から参入してきた大企業たちに簡単に市場を奪われてしまうことでしょう。それくらい「パクリ」の威力は強力なのです。 清く正しくその威力を活用していきましょう。

最高の勉強法を求めて

このブログでは主に勉強法を扱っていますが、勉強法を題材にした記事はネット上にいくらでもあります。

(出来ればこのブログの内容を実践してもらえれば嬉しいですが)これだ!と思うやり方を見つけたら、まずは今まで自分がやってきた勉強のやり方は忘れて徹底的に記載されている通りに愚直に勉強法を実践してみてください。

その上で自分に合わない部分を適宜修正し、オリジナルで超効率的な勉強法を生み出していってください。

私自身、現時点でベストと考えている勉強法をブログにつらつらと書いていますが、時間が経てば更なるトライアンドエラーの中で、ちょこちょこ考えが変わる部分もあるだろうなと思います。そしたらそれをまた記事にしたいと思います。

最後に

個人的には「身についている」というのは最終的には無意識に体が動く状態だと思います。

プロスポーツ選手は繰り返しの反復訓練の結果、あらゆる動きに対して反射的に最適な返しができるようになっています。(もちろん頭をすごく使っていますが)

ぜひその境地を目指して、まずは真似しまくってみてください。資格試験合格だけでなくきっと人生の財産になると思います。

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