東大卒社会人の資格試験勉強法/不動産・FP実務日記

勉強の集中力を維持・回復させる5つの方法

こんばんは。ノラ鑑定士です。

今日は集中力を維持回復させる方法がテーマです。

毎日1〜2時間程度の勉強であれば集中力はあまり問題にはなりませんが、それ以上の時間を勉強にあてようとすると、集中力の低下は効率性の足を結構引っ張ってきます。

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集中できる時間は短い

皆さんはどのくらいの時間、連続して集中できるでしょうか?

私は1時間〜90分程度です。多くの方が1時間〜2時間程度かと思います。

残念ながら、集中可能な時間は訓練してもあまり伸びるものではありません。

1日は24時間もあるのに人間の集中力は大した時間持ちません。

一方で、集中力が落ちた状態での勉強は著しく効率が下がります。ひどい状態になると文章を読んでいても内容が全く頭に入ってこなくなります。

集中力を回復させる方法は一義的には長時間の休憩(時間を経過させる)しかないかと思います。

とはいえせっかくまとまった勉強時間が取れる日があるのに数時間しか勉強しないのはもったいないですし、直前期を中心にひたすら勉強するしかない時期もあります。

さらに難関資格で1日に数時間の勉強だと、忘れていく方が多くていつまでたっても合格できないという恐れもあります。

なので、うまく集中力を回復させつつ勉強を継続するということは時間当たりの効率を高めるため、合格に向けて着実に進むために非常に重要なテーマです。

以下で、長時間勉強するときに集中力を維持・回復させる方法を紹介してきます。

※中長期的にやる気を維持する方法はこちら(勉強のモチベーションを維持する5つの方法)

集中力を維持、回復させる方法

1.ジャンルの違う勉強をする

集中が切れかけてきたタイミングで違うベクトルの勉強をすると集中力が続きやすいです。

大学受験における日本史と数学を交互に勉強することを想像すればイメージとしては間違い無いかと思います。左脳を使う勉強と右脳を使う勉強を適宜切り替えるという感じですね。

FPや鑑定士などであればわりと実行しやすいですね。ともに暗記がメインの試験ではありますが、計算問題なんかも結構ありますので、記憶に疲れてきたら数字をいじる勉強に切り替えると集中を継続できます。

宅建士は文系色が強いのでこのやり方は結構辛いです。強いてやるなら、理屈のウェイトが重い民法とその他で分類してみましょう。

2.カフェインを摂る

ドーピングです笑。カフェインにより合法的に覚醒作用を得られます。

個人的には勉強を始める前よりも、数時間後の一旦集中力が切れてきたタイミングでの活用をおすすめします。当初はカフェインを使わなくても集中できます。

多少糖分が入っているものの方が、脳への栄養も補給できていいと思います。

あまり大量に摂取すると効かなくなったり、気持ち悪くなったりする(最悪死にます)ので注意が必要です。

3.仮眠をとる

割り切って、短時間の休憩で集中力を回復させようという方法です。効果は絶大です。

日中20〜30分程度昼寝をすれば一気に集中力が回復することでしょう。これ以上長いと逆に眠くなりますし、夜の睡眠にも影響が出ます。

ちなみに、上記のカフェイン摂取との併用も効果的です。カフェインは摂取から20分程度経過したタイミングから作用し始めますので、すっきり起きれます。

仮眠をする際の理想はベッドですが、それが無理でもカフェのソファなどなるべく体を楽にできる環境でやるようにしましょう。(当然周りに迷惑をかけないのが大前提です)

ちなみに夜に仮眠をとるのはやめましょう。そのまま脳が休息モードになってしまい、勉強どころではなくなります。

4.環境を変える(場所を移動する)

自宅・図書館・カフェなど勉強する場所をガラリと変えてしまう方法です。私自身よくやりました。周囲の環境が変わると、脳が変化をポジティブにとらえるのか、集中力がある程度回復します。

移動時間は休憩にあてるか、スキマ時間として勉強にあてるかしましょう。

5.音読する

音読は集中力を維持・回復させる手段というよりは、ある程度の効率を確保しながら強制的に勉強を継続させる手法です。黙読だと文章の中身が入ってこないような状態でも、音読であれば強制的に声となり、耳から入ってきます。やる気が出なくてもやれます。

集中力が低い状態での音読は、理解が必要な新しい内容ではなく、すでに何度か学習してなんとなくわかっている内容にしましょう。復習の回数稼ぎぐらいのノリでやりましょう。

最後に

いろいろ集中力を維持・回復する手段を紹介してきました。

一方で、集中力が切れてしまってどうにもこうにもやる気が起きない時は、思い切って30分・1時間スパンの長い休憩するのも手です。

勉強していない事実に対してあまり自己嫌悪に陥らないようにしましょう。やれないものはやれないで仕方ないのです。