こんばんは。ノラ鑑定士です。
記憶するにはどうやったらいいのかというのが今回のテーマです。
「しっかり記憶→忘れる」のサイクルが記憶を強くします。「しっかり記憶」するためには具体的に何をしたらよいでしょうか。
記憶には五感をフル活用しよう!
多方面で言われていることですが、記憶にあたってはなるべく五感を活用して脳にインパクトを与えることが非常に大事です。刺激が強いほど脳が大事だと勝手に判断してくれます。
自分自身が勉強時に実践しているのは以下の4つです。
①目で読む
②音読する
③手で書く
④人に説明する
個人的な記憶の定着の良さは
④人に説明する>③手で書く>②音読する>>>①目で読む
という感じです。
ただしこれらは別に独立しているわけではなく、同時にやることもできます。
それぞれメリットデメリットもあるのでシチュエーションに応じて使い分けてます。
それでは説明してきます。
①目で読む
要するに黙読です。ちなみに個人的には赤シートで重要な単語が隠れるやつはほとんど使いません。いちいち止まるのでリズムが作りにくいです(毎回すぐにシートをなくしてしまうせいかもしれません笑)。重要な単語、数字を抑えているかは問題集を使うことで確認しています。
正直記憶への定着度は弱いものの、場所も時間も選ばないというのは他の方法にはないメリットです。スピードも速いのでインパクトの弱さを繰り返す頻度でカバーしましょう!また難解な論点を理解しようと集中している時なんかもこの状態だと思います。
②音読する
基本的には自宅でしかできない方法です。他人が音読しながら勉強している姿はあまり見られませんが、多くのいわゆる「勉強できる」方は自宅で実践されている方法ではないでしょうか。
目で見たものを口に出し、耳から聞こえるということで、五感をいろいろ刺激できます。「③手で書く」よりも同じことやるのに時間もかかりません。(個人的には手で書く方が覚えが良いですが、人による部分が大きいと思います)
鑑定士受験は物量が多いので長い時間勉強しないわけにはいきませんでしたが、一方でどうにも集中力が出ない時は音読しまくっていました。気分転換にもなります。
ちなみに語学において音読は特に重要な勉強法です。口に出せるようになってなんぼですからね。フレーズ・文章がすらすら出てくるくらい同じものを音読し暗記してストックするのがスピーキングの一番近道だと思います(偉そうに書いてますが、英語全然しゃべれません笑)。
③手で書く
テキストや問題集などを見ながら、裏紙などに書きなぐり続けます。それは単語であったり、理屈の流れであったりいろいろです。図書館とかカフェでもできます。ノート作りとは違います。書くところがなくなればすぐ捨てます。手を動かすことが目的なので綺麗な字で書く必要は全くありません。スピード重視でいきましょう。
ちなみに文章を書こうとすると一気に時間がかかるようになるのでやっちゃダメです。
私は知らない単語を覚える時なんかは手で書きながらブツブツ呟きながら言葉を何回も書くようにしています。端から見ると完全に怪しい人ですが、多くの方が過去英単語を覚える時に実践していた方法ではないでしょうか?
繰り返すと冗談抜きで「手が覚えます」。英単語のスペルで暗唱しろと言われるとパッと出てこないですが、書けと言われるば案外やれるものです。(FP、宅建などマークシート試験の場合「手が覚えている」状態に意味はありませんが、新しい単語を覚える、理屈の流れを覚えるには本当に有効だと思います。)
④人に説明する
付き合ってくれる人が必要なので、結構シチュエーションを作るのが大変です。資格仲間がいるのであればお互いにやるのが一番いいでしょう。まあ、壁に向かって説明するつもりでやっても結構効果あります。ついでにホワイトボードとか紙とかも使うといいでしょう。
だいたいのイメージとして高校生が理解できるように説明できればOKです。なんとなくしか把握していないものは全然説明できません。説明できず、つっかえてしまう部分は理解不足ですので、勉強し直しましょう。また質問を受けると思わぬ落とし穴があることなんかも実感できるでしょう。
<番外編>聴く
資格試験によってはリスニング教材・映像教材があったりします。鑑定士も鑑定評価基準を吹き込んだCDがありました。個人的には聞き流しているとほとんど何も効果はないと思っていますが、ちゃんと耳を傾け続けられればそれはそれでアリかなと考えています。
ただ一般的に市販の映像や音声はちゃんと聞き取れるようにゆっくりです。1.5倍速ぐらいでも全然やれますので是非早回しにチャレンジしてみてください。(同じことやるのに2/3の時間で終わります。また食らいつくのに集中力が上がります)
まとめ
①目で読む+③手で書くが個人的には一番多いやりかたです。椅子と机がある場所ならやれますので。自宅であればさらに②音読(つぶやき)が追加されます。好みの問題、環境の問題もあるので、自分に適した方法を探してみてください。
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